[三流君] −−> [VBAで楽しく] −−> [バックナンバー一覧]
−−> No.128 AccessにExcelのシートをインポートする

AccessにExcelのシートをインポートする

メルマガ発行内容

<AccessにExcelのシートをインポートする>

どうも、三流プログラマーのKen3です。 最近、質問もらうけど、 なかなか、解答できてない三流プログラマーのKen3です。 ※私のレベルで手に余る高度な質問が多くて。

/* * 1. 今回のキッカケ */

前回、軽く郵便番号の集計システムの設計をしました。 今回は、データのインポート方法を探ってみたいと思います。 入力データ/入力ファイルフォーマット ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 集計データはExcel2000のシートに保存されています。 A列 B列 C列 D列 郵便番号 氏名 住所 電話番号 700-0941 あべ*** 岡山県岡山市・・・ 090-9999-9999 ・ ・ Excelのシートをインポートする方法を探ってみます。

/* * 2.シートをインポートするマクロを作成する */

AccessでVBAで組まなくても、 繰り返し行う操作をマクロ登録する機能があります。 マクロの新規作成を選択して、 アクションを探ると、 おっ、ワークシート変換なんてのがありますね。 これを使ってみるか。 ↑マクロのアクションを選択したイメージ ワークシートの変換を選択すると、 イロイロとパラメータを入れろと画面が出てくる。 変換の種類は、インポートだろ、 次は、ワークシートの種類か、Microsoft Excel 8-10と規定値のまま使用、 テーブル名はMOTO_DATA、 ファイル名は、e:\work\data.xlsとデータの位置をセット、 フィールド名は、はいにして先頭行をフィールド名指定にしました。 範囲は、空のまま。 これを保存します。 ↑パラメータの入力イメージ 保存後、実行すると、Excelのシートがインポートされます。 テストで何回か実行した後、 テーブルのデータを見てみると、 おっ?マクロを実行した回数分データが追加されているよ。 なんかイヤナ感じだけど、インポートはOKですね。 ↑回数分データが追加されているがインポート後のテーブルイメージ データを消さないとイケナイのか、 DEL_MOTO_DATAって名前の削除クエリーを1つ作ります。 通常クエリーは選択クエリーなので、 メニューのクエリから削除を選択して、 テーブル内のデータを全て削除するクエリーを作成します。 ↑削除クエリーの作成イメージ あとは、マクロのアクションに、 今作成したDEL_MOTO_DATAをインポート前に実行するように、記述します。 右ボタンを押して、挿入を選択して、 ワークシート変換の前にクエリーを開くのアクションを挿入します。 開くのは作成したDEL_MOTO_DATAです。 ↑クエリー開くを追加したイメージ このマクロを実行すると、無事、データが入りました。

/* * 3.マクロを変換して、VBAのモジュールにする */

マクロが出来たので、今度は、そのマクロをVBAのモジュールに変換してみます。 ※まぁ、変換しないでもいいんだけど、ネタ的に使いたかったので(笑) 変換したいマクロを選択して、 右ボタンを押して、ショートカットメニューを表示させます。 その中から、名前を付けて保存を選択します。 貼り付ける形式をモジュールにします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ↑マクロを選択後、右ボタン・形式をモジュールにする OKボタンを押すと、下記のモジュールが作成されます。 '------------------------------------------------------------ ' マクロ1 '------------------------------------------------------------
Function マクロ1()
On Error GoTo マクロ1_Err

DoCmd.OpenQuery "DEL_MOTO_DATA", acViewNormal, acEdit
DoCmd.TransferSpreadsheet acImport, 8, "MOTO_DATA", "e:\work\data.xls", True, ""
マクロ1_Exit:
    Exit Function

マクロ1_Err:
    MsgBox Error$
    Resume マクロ1_Exit

End Function
こんな感じで、Accessのマクロをモジュールに直すことが出来ます。 まぁ、 DoCmd.OpenQuery と DoCmd.TransferSpreadsheet を知っていればorヘルプから調べればいいんだけど。 変換されたモジュールを見ると、 DoCmd.TransferSpreadsheet acImport, 8, "MOTO_DATA", "e:\work\data.xls", True, "" の、"e:\work\data.xls"の部分を変更すれば、違うファイルも出来そうだし、 "MOTO_DATA"はテーブル名とか、なんとなくわかりそうだよね。

/* * 4.終わりの挨拶 */

今回は、 AccessにExcelのシートをインポートする方法 を探ってみました。 マクロのアクションで作って、それをVBAのモジュールに変換してみました。 なんか、あまりスマートじゃなかったけど、 こんな方法もあるってことで。 データがインポートできたので、次は、集計ですね。 何かの参考となれば幸いです。 Excel/Access大好き、三流プログラマーKen3でした。


ページフッター

ここまで、読んでいただきどうもです。ここから下は、三流君のホームページの紹介・案内です
目的の情報が見つかったか?少々心配しつつ、、、

種類別のリンク や 広告など

気になったジャンル↓を選択してください。

人気記事(来場者が多いTOP3):
[VBAでIE,WebBrowserを操作]・・・VBAでIE,WebBrowserを操作する サンプルです
[Access から Excel 連携 CreateObject("Excel.Application")]・・・AccessからExcelを操作したりデータの書き出しなどです
[VBAでOutlookの操作 CreateObject("Outlook.Application" )]・・・VBAからOutlookを使い、メール関係を処理するサンプルです
↑上記3つみたいなCreateObjectで他のアプリケーションを操作するサンプルが人気です。

Excel関係:
[Excel UserFormを操作する]・・・エクセルでユーザーフォームを作成して入力などを行ってます
[ExcelからAccessを操作する]・・・ExcelからAccessのマクロを起動してみました、
[Excel関係 関数、その他]・・・その他Excel関係です

Access関係:
[Access UserForm/サブフォーム 操作]・・・アクセスでフォームを使ったサンプルです
[Access レポート操作]・・・レポートを操作してみました
[Access クエリーやその他関数]・・・あまりまとまってませんが、スポット的な単体関数の解説です

その他:VBAの共通関数やテキストファイルの操作など
[VBAでテキストファイル(TextFile)の操作]・・・普通のテキストファイルを使ったサンプルです
[VBA 標準関数関係とその他解説]・・・その他、グダグタ解説してます

開発時の操作: [F1を押してHELPを見る]/ [Debug.Print と イミディエイトウインドウ]/ [実行時エラーでデバッグ]/ [ウォッチ式とSTOP]/ [参照設定を行う]

仕様書(設計書?) XXXX書類: [基本設計書や要求仕様書]/ [テスト仕様書 テストデータ]/ [バグ票]/ [関数仕様書]/ [流れは 入力・処理・出力]

※↑文章の味付けが変わっていて、お口に合うかわかりませんが。。。
※※読んで、気分を悪くされたらスミマセン。

Blogとリンク:[三流君の作業日記]/ [VBAやASPのサンプルコード]/ 広告-[通販人気商品の足跡]



[三流君(TOP ken3.org へ戻る)] / [VBA系TOPへ] / [VBA系バックナンバー目次へ移動]